106
現在円は106円を挟んで攻防、やや円安に振れてきたが予断は禁物だ。
本日場中に105円台に突入し約1か月ぶりの円高水準、輸出関連株を多数抱える日経平均株価は-582.18の大幅安・・・
先物はさらに下げ16000を挟んでの攻防、外部環境に好転する要因は少なく日銀も政府も切れるカードが無くただただ嵐が過ぎ去るのを待つしかないような情けない状況だ。
そもそも需要も無いのにマネーサプライだけを膨らませ意味のない緩和を続けたツケが今度こそ来るかもしれない。
どうせ打つ手無しなら頭を冷やして考えるべきだろう。
何故皆がお金を使いたがらないかを・・・
今最優先で取り組むべきはな公共投資や、民間企業の設備投資の推進ではなく、少子化対策だ。
何故皆将来が不安なのか・・・
答えはシンプルだ。
人口減による世代間負担が破綻するのが見えている年金システムや経済規模の縮小、競争力低下による経済成長の巻き戻しなど誰が見ても明るい未来はない。
出来るだけお金を蓄えておきたくなるだろう。
インフレにでもなればお金の価値が下がるので少しは使うかもしれないが歴史的金融緩和をしても物価は上がらないのだ。
人口を増やすしか解決の糸口は見つからないと思うけどな・・・
人無き場所に経済活動は起こらないのだから。
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